7月のトラベル食堂in峯風庵 レポート

7月のトラベル食堂in峯風庵は、兵庫県豊岡市コウノトリの里をテーマに開催しました。
参加者は、食品流通関連や地域活性支援者などがこられ、一度は日本の空からいなくなってしまった、コウノトリと、また一緒にくらしてゆきたいと思った豊岡の人々の話し、コウノトリが住める環境復元の取り組み、コウノトリの餌となる鰌や鮒が住めるような段差のない昔の田んぼ=コウノトリ育む田んぼについての話しも興味深く耳を傾けてくださいました。
豊岡市の地元企業、丸萬中源様のご協力で、但馬牛、但馬地鶏、コノウトリ育むお米で作られたお酒などを送っていただき、兵庫県の山の幸、里の幸、海の幸をいかした、宴のメニューが出来上がりました。
で、メインは、お米。コウノトリの放鳥のためには、コウノトリ育む田んぼを増やしてゆくことが必要で(まだ全体の4%しか復元は出来ていないのです)、そのためには、皆でコノウトリ育む田んぼで作られたお米を食べなくては。コウノトリが生きることができる田んぼで作られたお米は、人と自然に優しくて、滋味深い味わいです。
お米を活用したメニューですから、宴が終わる頃には、皆さん、満腹状態。「メタボ対策にダイエットしてたのに、今日は、こんなに食べてしまった~~。」と、後悔する方も。でも、大丈夫。自然の恵み、そのままの素材ですから、体にも、とってもいいのです。
残念ながら、当日参加できなかった方のために、メニューレポートを。

<先付=牛すじ煮込み  枝豆 トマトの寒天寄せ> 
さすが但馬牛、とろりと柔らかく煮えました。ほんのり味噌味で。涼やかなトマトの寒天寄せは、胃に優しい先付けです。
<向付=但馬牛サラダ仕立て> 
さっとあぶった肉に、ベビーリーフやクレソン、菊菜などの野菜を添えて、山葵ドレッシングで。アクセントには、水茄子と紫蘇を素揚げにして添えました。
<焼き物= 但馬地鶏のもろ味焼き>
やはりブロイラーとは違う、弾力のある食感が魅力でした。焼き葱を添えて。
<蒸し物= 但馬牛と牛蒡の焦がし玄米包み「あいま」>
地域応援のための商品開発をすすめている「あいま」。仕事のあいま、観光のあいまなど、ちょっと小腹がすいたときに食べる中間食です。これは、皆さんから絶賛をいただき、当日のメニューの一番人気でした。
普段は、手を動かすことはなんにもしない(あ、こんなところでバラしてしかった!)協議会の代表メンバーの米田が初「あいま」作りにチャレンジ。多少いびつですが、長時間かけ饅頭状に丸めてました。蒸しあがりに焼印をつけるのが気に入ったみたいで、蒸し上がりを待ちきれないように「よし、ヤキを入れやる!」と楽しそう。「そんな、トロトロしてたら、間にあわへんわ。チャッチャとしてよ~」と、米田には、私がヤキを入れました。笑。
<煮たもの= 鯛一匹丸ごと煮込み うどん>
これも、おおっ~と歓声があがりました。新鮮な鯛の煮汁でいただいた、福うどん。米粉を使って開発されたうど
んは、コシがあってモチモチとしていて、これまた、絶品。もちろん、鯛の身も一緒にいただきます。きれいに骨だけ
になってお皿が帰ってきました。鯛もきっと、美味しかったのでしょう。兵庫県明石の鯛は最高です。
<和え物 =兵庫県名産イカナゴ>
佃煮に貝割菜と茗荷の千切りをたっぷり混ぜ込んだ、お酒のつまみ。イカナゴは大阪の黒門市場で買いました
が、やはり兵庫県産のものは美味しいですね。
<汁=  但馬地鶏ときゅうりの吸い物>
これも、さっぱりして、人気でした。子供のころ、田舎の親戚の家に行ったとき、鶏をつぶして、ご馳走してくれたときの料理。思い出して作ってみました。
<〆=玉子掛け ごはん>
たくさん召し上がった後でしたが、皆さん、ちゃんと、玉子掛けご飯も召し上がっていただきました。なんでもないメニューですが、素材にこだわると、ご馳走になります。黒門市場、伊勢屋さんのお漬物もたっぷりと。
<甘味  黒豆淡雪羹>
名産の黒豆を使った冷たいお菓子です。

実際のトラベル食堂構想も前に進んでおり、これから忙しくなりそうです。
8月のトラベル食堂in峯風庵は8月22日(金)奈良がテーマになります。夏バテしている頃かもしれませんが、美味しいものを食べて、体力挽回してください。ご参加お待ちしております。

”地域に活力”クリエイティブファンド協議会(LLC)
代表メンバー 森 由紀子